履歴書の資格欄は勉強中でも書ける?受験予定・合格・登録の記載例

執筆・編集:まっく部長公開日:
勉強中の資格は学習中、予約が済んだ試験は受験予定と書ける

応募する仕事に関係する資格は、勉強中でも履歴書に書けます。まだ受けていないなら「学習中」や「受験予定」、合格したら「試験合格」と書きます。宅建士など登録が必要な資格では、試験合格と登録済みも別です。

ハローワーク堺の履歴書・職務経歴書の資料18頁も、正式名称を使い、自己アピールにつながる取得予定の資格を記入する考え方を示しています。

目次

学習中・受験予定・試験合格・登録済みは書き分けられる

資格欄を学習中、申込済み、合格、登録の事実に応じて書き分けられる。

次の記載例は当サイトが作った架空例です。応募先に指定フォームや記載方法がある場合は、その形式へ合わせて事実を記入してください。

現在の状態短い記載例書く前の確認
学習中・受験日は未定日商簿記検定試験2級の合格に向けて学習中実際に学んでいること、級、応募業務との関係
受験を申し込み済みITパスポート試験 20XX年X月受験予定(申込済み)予約が完了しているか、受験年月、変更していないか
試験に合格・未登録20XX年X月 宅地建物取引士資格試験 合格(未登録)合格年月と証書。登録や取引士証交付と混同しない
登録済み・有効20XX年X月 キャリアコンサルタント 登録登録証の内容と有効期間。単なる試験合格ではない
20XX年X月は例示用。実際の年月は自分の通知・証書等に合わせてください

勉強中の資格を取得済みの資格と同じように並べると、すでに持っていると読まれる場合があります。取得済みの資格とは分けて「学習中」と添えるか、指定の補足欄に書けば区別できます。

受験を考えている段階なら「受験予定」、申し込んだ後なら「受験予定(申込済み)」と書けます。合否が出ていない段階で「取得予定」と書くと、合格が決まっているように見えるため避けます。

宅建やキャリアコンサルタントは、合格と登録が別の段階

宅建の試験実施機関は、合格後の資格登録の手続を別に案内しています。試験に合格した事実だけを示すなら「宅地建物取引士資格試験 合格」とし、未登録ならその状態も添えると伝わります。

登録を申請中なのか、すでに登録されたのかを分けて書きます。取引士証が交付されたかも別の事実です。講習の修了と資格登録の関係で迷う場合は、宅建の登録講習と登録実務講習の違いで、今の段階に必要な証明を整理できます。求人がどの状態を求めるかを知りたい場合は、宅建の応募条件・登録・仕事の範囲の確認方法も参照してください。

キャリアコンサルタントは、厚生労働省が案内する登録制の資格です。名称独占の案内を踏まえ、養成講習を終えたり試験に合格したりした段階では登録済みの人と同じようには書きません。

更新がある資格では、現在の有効期間も記載の根拠になります。登録証や更新結果に沿って書けば、登録した時期と今の状態を区別して伝えられます。

科目合格や講座修了も、その事実を正確に書ける

学科試験だけの合格や講座の修了も、履歴書に書けます。ただし「学科試験合格」「講座修了」のように範囲を明記します。資格全体の取得とは書き分けます。

FP2級の学科だけに合格した場合は学科の一部合格、通信講座を終えた場合は講座修了という事実を示せます。民間の認定や検定は発行団体と正式名称が基準です。自己採点などの段階では主催者の正式な結果と区別します。

例えば日本FP協会の試験要綱は学科・実技と一部合格、試験免除を区別しています。履歴書では「何に合格したか」を省略せず、合格通知にある状態をもとに書きます。

正式名称が長いときも、似た資格へ短縮してしまわないようにします。簿記なら日本商工会議所の級別案内、ほかの資格なら試験実施団体や登録機関の案内と自分の証書を照合してください。

応募時に取得必須なら、学習中とは分けて考える

勉強中と正確に書けることは、取得済みを求める応募条件を満たすという意味ではありません。資格名だけでなく、応募する時に必要なのか、入社や配属までに取ればよいのかを求人の文面で確かめます。

求人の表記の例自分が勉強中の場合の確認
応募時に資格保有が必須未取得のまま条件を満たすとは扱わない。例外可否は募集側に確認する
入社までに取得が必要受験日から合格発表・登録までの日程が、入社日に間に合うかを調べる
資格は歓迎実際の経験と、今の学習状態をそれぞれ説明する
資格名だけあり、登録の要否が不明試験合格・登録・資格証のどれが必要かを質問事項に残す
上表は架空の募集表記を使った確認例。実在企業の応募可否や採用判断を示すものではありません

応募までの準備全体は、求人から学習成果と応募書類を対応させる方法で整理できます。相談資格の仕事を検討する方は、キャリアコンサルタントの求人と維持費の確認で、資格以外に必要な経験も分けてください。

勉強中の資格は保有済みにチェックせず、備考や自己PRへ書く

Webフォームに取得済み資格のチェック欄しかない場合は、勉強中の資格にはチェックを入れません。備考や自己PRなど自由に書ける欄があれば、そこへ「学習中」と記載します。

宅建の試験に合格して未登録なら、フォームの「宅地建物取引士」が何を指すかを調べます。試験合格者まで含む欄か、取引士証を持つ人の欄かで記入が変わります。応募条件に関わるのに説明がない場合は、試験合格・未登録という現在の状態で応募できるか募集側へ尋ねます。

取得予定より、予約済みの受験年月を書くほうが伝わる

ITパスポートを11月に受ける予約が済んでいる例なら、記載は「ITパスポート試験 20XX年11月受験予定(申込済み)」です。「20XX年11月取得予定」より、予約は済んでいるが合否はまだ決まっていないと伝わります。年月は実際の予約記録に合わせます。

受験日を変えたら予定月を書き直します。正式な合格通知が出たら、合格年月と合格の事実へ書き換えます。提出した後に状態が変わった場合は、応募先が案内する方法で書き直したり連絡したりします。証書や登録番号を求められていない公開プロフィールへ載せる必要はありません。

学習方法をまだ決めていない場合だけ、ITパスポートの独学教材と通信講座の比較を使って、未解決の課題を補いましょう。受講を選ぶ理由になるのは、必要な内容を学べて費用も払えることです。履歴書の空欄を埋めるためだけに急いで買う必要はありません。

履歴書には「学習中」「受験予定」「試験合格」「登録済み」のうち、今の状態に合う言葉を使います。面接で聞かれたときも、学んでいる内容や予約した受験日をそのまま説明できます。

資料情報は2026年10月1日時点です。記載例は説明用に作成したもので、応募先に指定フォームや記入方法がある場合はその形式が優先されます。

書いて整理したい方には、履歴書の資格状態・提出前確認(PDF)も使えます。

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